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♺循環経済/サーキュラーエコノミーへの移行が加速化してます!

2024.08.15

なんか最近

循環経済への移行が加速化してきていますね~

廃プラスチックなどによる海洋汚染や地球温暖化などの環境問題からくる環境成約、

そして採掘資源の低品位化による資源制約に直面した今、循環経済への移行は

避けられなくなってきた・・・

株式会社IMAI企画の今井芳久です。

サーキュラーエコノミーの最新動向とその重要性

サーキュラーエコノミー(循環型経済)は、持続可能な社会を目指す新たな経済モデルです。従来の大量生産・大量消費・大量廃棄を前提としたリニアエコノミー(線形経済)に代わり、資源の有効活用と環境負荷の軽減を図ることを目的としています。

循環経済/サーキュラーエコノミーとは?

サーキュラーエコノミーは、製品やサービスの生産段階からリサイクルや再利用を前提に設計し、新たな資源の使用や消費を最小限に抑え、既存の資源の価値を最大化する経済システムです。この経済モデルは、廃棄物や汚染を減らし、自然環境を保護し、持続可能な社会の実現を目指します。

サーキュラーエコノミーの基本原則

サーキュラーエコノミーは、以下の3つの基本原則に基づいています。

  1. 廃棄物と汚染の排除:製品の設計段階で廃棄物の発生を最小限に抑えることを目指します。
  2. 製品と材料の循環:使用済みの製品や材料を経済システムに再投入し、新たな資源の採掘や生産を減らします。
  3. 自然の再生:自然資源の持続可能な利用と生態系の保護を目指します。

最新の動向

近年、サーキュラーエコノミーの実現に向けた取り組みが世界中で進んでいます。特にヨーロッパでは、EUがサーキュラーエコノミーを推進するための政策パッケージを公表し、各国が具体的な行動計画を策定しています。日本でも、経済産業省が「循環経済ビジョン2020」をまとめ、資源の効率的な利用と国内での資源循環を推進しています。

日本はこれまで「循環型社会」の概念のもと、資源の高度な循環利用、廃棄物の発生回避を実践してきたが、政府が策定中の第5次循環型社会形成推進基本計画では、循環型社会の実現の核として循環経済が明確に位置付けされている。環境、資源、経済のトリプル・ウィンを目指す。

異業種間の連携協力が重要

資源の節約利用や循環利用を付加価値生産力の向上につなげるには、更なる工夫が必要。第5次計画で掲げられた動脈産業(製造業など)と静脈産業(物廃棄物処理業など)の連携や地方創生などは、どれをとっても従来型の市場原理だけではうまくいかず、新しい経済原理を導入する必要がある。それは、同業種、異業種の間での連携協力基盤とした共創原理です。

資源の節約・共同利用や、使用済み製品・部品・素材といった静脈資源の効率回収などには、自治体や市民、企業などが力を合わせることが重要となる。プラスチック資源循環促進法にもそれは織り込まれているし、民間レベルでもパートナーシップに基づくプラスチック容器包装類の循環利用が始まっている。

さらにモノからコトへの消費スタイルの変化に同期した生産スタイルの変化も不可欠だ。カーシェアリングや、廃棄される不用品に新たな価値を与えるアップサイクル、そしてストーリー消費(モノの背景にあるエピソードなどの精神的価値を重視した消費行動)も当たり前になってきた。今や付加価値のつけ方所は物質的なものではなく、精神的なものに移りつつある。こうした変化を先取りしたビジネスこそが資源の循環利用に貢献し、付加価値生産力高めていく。

 

具体的な取り組み例

サーキュラーエコノミーの具体的な取り組み例として、以下のようなものがあります。

  • リサイクル可能な材料の使用:製品の設計段階でリサイクル可能な材料を使用し、廃棄物の発生を抑える。
  • 製品の修理や再利用の促進:製品の寿命を延ばし、廃棄物を減らすための修理や再利用の容易さを考慮した設計。
  • クローズドループシステム:廃棄物を原材料として再利用するシステムの導入。

 

首相官邸にて、サーキュラーエコノミー とは!?新しい地方創生のカギ?最前線で取組をリードする皆さんからお話を伺いました!

【前編】首相官邸にて:岸田総理 サーキュラーエコノミーとは? 新たな地方活性化のカギ 車座対話-令和5年10月11日

【後編】首相官邸にて:岸田総理 サーキュラーエコノミーとは? 新たな地方活性化のカギ 車座対話-令和5年10月11日

【首相官邸】サーキュラーエコノミーに関する車座対話を開催しました。新たな市場の構築には、「既成概念を覆すようなビジネスモデル」と「それを支える制度・仕組み」が不可欠です。本日の車座対話を皮切りに、全国各地で対話の場を設け、循環経済に資する豊かな地域やくらしの実現に向けた議論を重ねていきます。

■サーキュラーエコノミーに関する車座対話-令和6年8月19日 全編【58:37】

あしたの暮らしをわかりやすく 政府広報オンライン

サーキュラーエコノミーに関する車座対話-令和6年8月19日 | 政府広報オンライン (gov-online.go.jp)動画はコチラ👈

 

■以前IMAI企画のニュースレターでご紹介した取り組み例

■石坂産業株式会社/産業廃棄物の再資源化会社

減量化・再資源化率”100%”への挑戦

ZERO(ゼロ) WASTE(ウェイスト) DESIGN(デザイン)

減量化・再資源率98%

■株式会社長岡バイオキューブ

生ごみバイオガス化事業

◇詳しくはコチラから👉このプラント凄すぎる!生ごみバイオガス発電センター…全国最大規模|IMAI企画 (imai-project.co.jp)

■株式会社ビーワン/美と健康と環境浄化をテーマに掲げた、化粧品製造会社

BE ONE化学薬品削減1/4プロジェクト

■ビーワンのサーキュラーエコノミーアクション紹介

・アクアココ 使い終わった「アクアココ」のガラス瓶を回収、洗浄して再利用(リユース)する取り組みを行っています。

・アクアココラベルレス化

サロンユースでご使用いただくことも多いことから〝ラベルレス対応の製品〟として発売し、首掛けのPOP(タグ)は森林環境の保全に配慮した素材を使用しています。

私らしく美しく生きていく地球のためにできること

美と健康と環境浄化を目指して

Be One 1/4project

 

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