年内ラストの『タモリステーション』、テーマは《気候変動》!
「地球温暖化の時代は終わり、地球沸騰化の時代が到来した」――国連が警鐘を鳴らした2023年。
この夏、世界の平均気温は観測史上最高を記録し、各地で深刻な干ばつや山火事が発生しました。
一方、巨大ハリケーンや豪雨被害も頻発。世界が異常気象に見舞われ続けた1年となりました。
大型特番『タモリステーション』年内最後となる今回は、地球規模で進行する“気候変動”をテーマに掲げ、
異常気象がもたらした壊滅的な被害を徹底取材!
私たち人類が足を踏み入れようとしている、気候変動の“負の連鎖”に迫っての放映でした。
スタジオには2人の気候のスペシャリストを迎え、徹底解説。
気候変動について研究を進める三重大学大学院教授・立花義裕氏、東京大学大気海洋研究所教授・高薮縁氏とともに、わかりやすい実験も交えながら地球沸騰化の実情を伝えていた。
気候変動の原因といわれる地球温暖化は今、どのくらい進んでいるのか。
番組では、1880年以降の世界の平均気温を視覚的に表したNASA制作の映像を公開。
すると過去140年間で地球の平均気温が1度以上、上昇していることが明らかに。
専門家によると、このままいくと2040年には1.5度上昇を記録することが予測され、
しかも2度上昇してしまった場合、地球は取り返しのつかない状況になりうるとわかり、タモリもがく然とする。
■日本列島に押し寄せる異変! 冬眠しない🐻クマが増える!? その脅威とは…!?
2023年、記録的な🥵猛暑や☔豪雨に見舞われた日本。実は、🌊日本近海の海水温🌡の上昇率は世界平均の2倍だという。⤴
そんな海の異常が気象にはもちろん、生物にも大きく影響を与えており、北海道で🐟ブリの漁獲量が急増するなど異変が続出している。
それらはめぐりめぐって陸の生物にも連鎖。現在、各地で🐻クマの出没が相次いでいるが、暖冬のため冬眠入りが遅れる可能性が。
■NYの空をオレンジ色に染めたかつてない山火事×気候変動の《負の連鎖》!
🔥カナダ屈指の観光地・ケロウナで起きた山火事
🔥火災発生から4カ月、市街地が丸ごと焼失したハワイ・マウイ島の古都・ラハイナ
■なぜ進行する!? 気候の二極化!
今ヨーロッパで起きている“干ばつ”と“大雨”の二極化
◆タモリさん、間近に迫った転換点に震撼!
収録を終えたタモリは「気候変動の仕組みがだいぶわかりましたね。
これまで地球温暖化のニュースはさまざま目にしてきましたが、それらの“点”が、
この『タモリステーション』で“線”になってつながりました」と、今回の内容に衝撃を受けたことを告白していた。
普段の生活でも、「寿司店で季節感を味わえなくなりましたね。以前は季節ごとに旬のうまいネタを食べさせてくれたのですが、今は、もう全然違いますよ。
ネタの季節と産地がめちゃくちゃになっています」と温暖化をひしひしと実感していたと語る。
さらに「転換点から先は、もはや人間が何をしようが引き返すことができない状況になりうるんです。そのポイントが間近に迫っているということが、いちばん怖いですね。
本当に“今、地球が危ない”…。ぜひこの番組をご覧になって、次の世代のことを少しでも考えて行動していただきたいですね」と、視聴者に向けてよびかけていた。
📺YouTube動画はコチラから▶タモリステーション 2023年12月15日 沸騰する地球〜2023気候変動が生む負の連鎖〜 LIVE HD (youtube.com)
2030年まであと7年…🌏
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二度と戻らなくなる臨界点/気候変動の限界点、ティッピングポイント・・・